株の必勝法それは安く買う事、買い続ける事

下の図はダウの30年チャートです。1985年には1,277ポイントが現在は18,298になっています。チャートの右上に1443%と書いてありますが、これは85年に株を買っていれば14倍になった事を意味しています。ただ、何も考えずに30年間も株を持ち続ける事は難しいと思います。日本の場合は1985年の日経平均は11,500円で現在の2万円と比較しても倍程度にしかなっていません。しかも、その間のバブル時代に日経平均3万8,000円をつけました。その後も97年に2万円、2000年に2万円つけていますが、何度も1万円以下をつける事となります。現在は2万円程度まで回復していますが、それでもバブル時に買った人は大幅に損している状態です。バブル時はPERが100を超えてもどんどん上がっていくようなおかしな状態になります。2000年のITバブルのときも同じ現象が続きました。

しかし世の中は株価が高くなると株関連のニュースや芸能人が株で得しているなどの話が多く耳に入るようになります。自分でも気づかないうちに株価が高い段階で株に興味を持ち始め、気になる銘柄を見つけると、そのタイミングで欲しくなってしまいます。その株が今高いか、割安なのかよりもすぐに欲しいという気持ちが先行してしまうのです。

下のチャートを見るとわかるのですが、大きな上昇相場の後は必ず下落します。周りが騒ぎ始めた頃に買ってしまった方のほとんどはここで損します。暴落が終わった後、ニュースや身の回りでも株の話をほとんど聞かなくなった頃、株はジワジワ上昇し始めます。本当の買い時はこの時で、暴落が終わったらまわりが静かになるのを待ってから株の事を考えれば十分です。


上記のような市場全体あるいは世界規模で株安となる場面。たとえばサブプライムローン問題やリーマンショックではその原因となった金融関連の株が大幅に売られました。米国や日本でも銀行株などはまだまだ、安い水準で放置されています。ただ、過去のケースからも金融関連の株価が高くなった後にいつも暴落が起こっている気がします。このページのタイトルにも書きましたが、暴落時や調整、個別銘柄の悪いニュースがでた時に買う事は当然として、その下落が静かになるのを待って買っても「まだ」下がる事もあります。だから下がっても回数を分けて買い続けてください。たしかに、悪いニュースから倒産に発展するようなケースもありますが、よりアグレッシブに投資しようと思ったらリスクを多く取りその分だけ分散投資するようにしてください。

バフェットの銘柄選択法にも書きましたが、悪いニュースがでた銘柄や市場全体の暴落時でも個別の銘柄についてきちんと調べる必要があります。財務状況が悪くないか、悪いニュースがでる前の業績や、その悪材料は倒産に発展するような問題なのか、それとも一時的なものなのか。その中で安定的に成長している優良銘柄を発見できれば絶好の投資チャンスです。