バフェット銘柄の探し方

バフェットの銘柄選択術によるとバフェットが好む銘柄は消費者独占型の企業だそうです。消費者独占型の企業とはブランド価値があって、有料ブリッジのようにその商品が欲しければ必ずその会社から購入しなければ成らないような事を言うそうです。バフェット銘柄としてはコカコーラが有名ですが、コカコーラは全世界300社近くにコーラのシロップを卸しています。このコーラのシロップの製法は企業秘密だそうです。私の周りにもコカコーラが好きな人は多くいますが、コーラへの拘りは強く、ペプシやキリンのメッツなど他のメーカーのコーラには変えられないそうです。コカコーラといえば他にもファンタやジョージア、アクエリアスなどのヒット商品もあります。バフェットはコカコーラの株をブラックマンデーの大暴落時に大量に取得しています。買うタイミングはリーマンショックなどの暴落時が一番いいのですが、下手すると何十年も待つ事になってしまいそうです。

バフェット銘柄を探すには
具体的な探し方として下記のどれか1つまたは複数が当てはまるそうです。
1他社との価格競争をしなくても売れる独自のブランドがあるか。
2他の企業が事業を行う時に必ず必要になる。使い続けなくてはならない
3個人が日常的に使い続けなければならない商品やサービス
4宝石・装飾品・家具などで地域的に独占している小売業。

1の他社と価格競争しなくても売れる独自のブランド力とは
お菓子ならハーシーのチョコレート、リグレーガム、ペプシコのドリトスなど、アメリカではどのスーパーにも置いてある超メジャーなお菓子を作っていたり。
コカコーラ、リステリン、マルボロ、ジレットなど必ずお店に置いてあって、客も日常的に生きている間は何度も欲しくなるような物を作っている企業の事です。

2の企業が事業を行う時に必ず必要になる、使い続けなくてはならない物とは
企業が広告を出すのに必ず必要になる、新聞、ラジオ、テレビ、インターネット等になります。例えばGoogleでは中国やロシアを除いて世界的に検索エンジンのシェアを独占しています。ここに広告を出そうと思ったら必ずGoogleを通さなくてはなりません。ただし、国が違えばインターネットやテレビ、ラジオ新聞などの普及率が違うので、ネットがあまり普及していない新興国では昔のアメリカのように紙媒体→テレビ→ネットと投資してもいいかもしれません。

3の個人が日常的に使い続けなくてはならない商品やサービス
警備会社や清掃業、クレジットカードなどのサービスが当てはまります。例えばクレジットカードなど日本の場合は現金決済が多いですが、アメリカやヨーロッパでは普段の買い物もカード決済が一般的で例えばパン一つ買うにもカードを使ったりします。この分野ではVISAやアメックスが独占しています。

4地域を独占する小売業とは
このような企業は特別品質が高い訳でもなく「平均的な品質の商品を低価格と、よいサービスで提供する店」である。低価格で大量の商品在庫を持っていて店舗も巨大。自社で土地や店舗も保有。価格面を安くする事で消費者を独占する。大型店舗や大量の在庫が新規参入者への参入障壁となるため、独占地位を崩す事が難しい。アメリカ最大のスーパー、ウォルマートやディスカウントストア、ターゲット、会員制スーパーのコストコなどがこのタイプだ。まずは地域的に独占しているかどうかを調べる必要がある。ウォルマートの創業者ウォルトンが自身の店の名前にもとりいれたKマートという企業がある。Kマートはどこの町へ行っても店舗があり、1977年には全米に1800店舗展開していた。全米展開していたKマートは物流コストを無視して成長していたため、コストが膨らみすぎて破産してしまった。一方、ウォルマートは地域ごとに集中して出店する事で物流コストを最小化し、今では一般的なバーコードや無線スキャナでの在庫管理などを積極的に導入してコストを下げた。ウォルマートはその後30年間でサウスウェスト航空とバークシャーに次ぐ3位のリターンをたたきだした。